神様だってよそ見する

アイドルって凄いなあと思いつつぼんやり生きてる奴のブログです

もしもあなたが悪役ならば 宮田俊哉編

昨日書いたこの記事の続き。

 

threearrowheads.hatenablog.com

 
北山先輩編で若干力尽きた感はあるが、とりあえず続けていこうと思う。
悪いみやっちが見たくない方は、ブラウザバックをお願いしたい。















宮田俊哉→歪んで堕ちる

みやっちは天使、だった。
現実世界ではイジメに屈せず、天使のままでいてくれたっぽい宮田氏だが、私の妄想にかかればもう堕天使。それはそれでかっこいい。

学校で酷いイジメに遭い、それでも笑って乗り越えた。
ように見せかけて、心の中では復讐の炎を燃やす男。
それがみやっちだよ!みんな!


宮田は中~高校生時代にイジメに遭っていた。
無視、物を隠される、トイレに入ったら水ぶっかけられる、おめーの席ねえから、それ以外にも口に出すのも憚られるレベルの仕打ちも有。

大学に入学し、イジメから抜け出すことが出来た宮田。
教育文化学部の学生として、楽しいキャンパスライフを謳歌していたある日、3年生の春、バイト先にいじめっ子(仮に佐藤君とする)が新人バイトとしてやってくる。
何を思ったか改心しているいじめっ子に「もう気にしないで!一緒に頑張ろうね!」とニコニコ応対する宮田。内心ではもう腸煮えくりかえってる。

翌日から、いじめっ子を甲斐甲斐しく気に掛ける宮田。
心を開いてくるいじめっ子。宮田スマイルにかかればどんな奴だってチョロい。
「佐藤君って何だか変わったよねえ」とこぼすと、佐藤君はどうやら素敵な彼女に出会って、改心することが出来たらしい。彼女とは結婚も考えているんだとか。
「俺、今宮田に会えてよかったわ。お前に謝れて本当に良かった」
笑顔でやり過ごす宮田。本当は腸どころか脳味噌発火しそう。
何幸せになろうとしてるわけ?
俺は今でもイジメのこと思い出すと死にたくなるし眠れやしないしフラッシュバックも酷いんだけど?
爆発しそうな感情を抑えながらバイト先から駆けだすと、佐藤君と可愛い女の子が楽しそうに帰る後姿を見かける。

さよなら理性。こんにちは復讐心。

翌日から宮田は行動を開始する。
まず、佐藤の家を突き止めた。これはバイト先の書類を見れば一発。後はヤホーやらゴーグルやらに頼ればOK。
家を突き止めたら、佐藤の生活を事細かに探る。
尾行や張り込み、バイト先での会話。そしてそれを足掛かりに、友人として家の中に入り込む。持ち前の人の好さで、あっという間に彼女とも仲良くなった宮田は、どんどんこのカップルの情報を得ていく。
佐藤と彼女は同棲している。
そして彼女はちょっと良いところのお嬢様。
最後にもう一つ。彼女は佐藤の学生時代を全く知らないらしい。

佐藤カップルの情報を得たら、いよいよ復讐開始。
佐藤家にお邪魔した際、こっそりと盗聴器を仕込む。
そして不審な手紙を何十通と佐藤家に送り込む。
佐藤に関するあることないこと、何の意味もなさない怪文書、とにかく延々と出し続けた。唯一気を付けたのは、イジメについてのことは一切書かないこと。
これを出しているのが自分だとバレてしまっては元も子もない。

日が経つ毎に佐藤家では喧嘩が絶えなくなった。
彼女はノイローゼ気味になり、佐藤もバイト先で元気がない。
そんな佐藤君を宮田はもう大親友のフリをして支え続けた。
「そんな変な奴に負けちゃダメだよ!彼女と結婚するんでしょ!俺に出来ることがあったら何でも言ってね!」
内心吐き気が止まらなかったけれど。

そしてある日、彼女だけがいる時間帯に佐藤家を訪ねた。
「あっ、佐藤君いないんだ?ちょっとだけ待たせてもらってもいいかなあ」
こうしてまんまと彼女と二人っきりになり、優しい笑顔で彼女に慰めの言葉を連発する。
「大変だね、力になれることがあったら、俺に何でも相談してね。協力するから」
その日から、佐藤抜きで彼女と会うことが多くなる。

ある日の佐藤家。宮田と佐藤、彼女の三人で怪文書について話をしていると、玄関先に怪しい男が現れ、こそこそとポストに手紙を投函していく。
今にも飛び出してしまいそうな佐藤を制すると、宮田が外に出て、怪しい男を捕まえ、説教をする。結局その男には逃げられてしまったが、その日から怪文書は止んだ。
まあ、そもそもこの怪しい男は宮田がネットで雇った男なのだが。

怪文書は止んだが、彼女は未だに精神不安定。それを理解できない佐藤との間には、大きな軋轢が生まれていた。
そんなとき、佐藤家で大きな喧嘩があった。佐藤は家を出て行ってしまったらしい。
そこを見計らって宮田は彼女に連絡を取る。
「俺だったら君を一人になんかしないよ」
彼女を慰めるうちに一線を超えてしまう。しまうといっても、確信犯(誤用)だけど。

佐藤に隠れて逢瀬を重ねる宮田と彼女。
その内に彼女は元の明るさを取り戻していき、佐藤との関係も良好となる。

大学を卒業する頃、宮田は教員免許を取得して教師となることが決まった。
そして佐藤と彼女は晴れて結婚することになった。
彼女は妊娠しているそうだ。

「色々あったけど、お前がいなかったらこんな風になれてなかったかも。ありがとうな」
宮田と彼女の裏切りも露知らず、宮田に感謝を述べる佐藤。
「いいんだよ、俺たち友達なんだから」とニコニコ笑顔で返す宮田。


盛大な結婚式の後、佐藤夫婦には可愛い男の子が生まれた。
くりくりな瞳、大きな鼻。
宮田は自分のことのように、佐藤夫婦の幸せを祝福した。

宮田は県外に赴任してしまったために、二人と宮田が合うことはなくなり、年賀状だけのやりとりになっていった。

時が流れ、佐藤家の息子は中学生になった。
不思議な巡り合わせで、宮田はその中学校の教師をやっていた。
久々の再会に喜ぶ三人。もちろん宮田は満面の笑みだった。

宮田はある日、息子の机に封筒を滑り込ませる。
自分が佐藤にされてきたこと、お前の母親のしてきたこと、そしてお前の本当の父親が誰なのか。何もかも全てをぶちまけた手紙と一緒に、母親の痴態が余すところなく映し出された写真も同封しておいた。

いつものニコニコとした笑顔で、宮田は教室を去る。
あの夫婦はどうなるだろう。そしてあの子はマトモでいられるだろうか。
それを考えたら、宮田は笑わずにはいられなかった。


以上。
最高に執念深い悪役。被害者側は自業自得な面もあるけど、そこまでやるかってぐらいの復讐者。
やってることがえげつないほどみやっちの笑顔が引き立つと勝手に思ってた結果こうなってしまった。ごめんみやっち。
現実のみやっちは天使だよ!多分!